
“一生もの”ウエディングリングに適した材質とは?【静岡市】
指輪で使われる材質には、いくつかの種類があることをご存じですか?
“一生もの”の宝物になるともいえる婚約指輪や結婚指輪は、デザインだけでなく、指輪の材質にもこだわることが大切です。
日常使いしやすい材質であるか、長い期間輝きが保てるか、肌に合っているかなどの観点から選ぶためにも指輪の材質を比較し、納得できるウエディングリングを取り入れましょう。
指輪の定番の材質
指輪には、さまざまな材質の種類がありますが、「定番」と言われる材質があります。定番として多くの人に選ばれる特徴を持つ指輪の材質についてご紹介します。
■プラチナ
プラチナとは、日本語で“白銀”と呼ばれ、銀白色の輝きを放つ貴金属です。希少性の高い材質であり、プラチナの白さが花嫁にふさわしいという観点から、結婚指輪の素材として人気があり、古くから用いられてきました。
耐久性に優れているため、長い期間使用しても変色や変形が起こりにくいという特徴があります。
プラチナは柔らかい特徴を持っているので、加工がしやすく、デザインを表現しやすいという点もプラチナの強みと言えます。さらに金属アレルギーが起こりにくいため、金属アレルギーを持つ人も着用できます。
一方、柔らかい材質であるために傷つきやすく、毎日着用するには不向きな材質でもあります。そのため、ウエディングリングには強度を上げるために別の金属を混合していることが多いです。
■ゴールド
金色の発色が華やかさとファッショナブルさを演出するゴールドは、日本人の肌になじみやすく、手元を美しく見せてくれる効果があります。
配合する金属によって色味に変化を出すことができるので、ピンクゴールドやホワイトゴールド、イエローゴールドなど、豊富なカラーバリエーションで個性を演出することが可能です。
ゴールドは柔らかい素材のため、耐久性が劣ります。そのため、ほかの金属と混合した合金がウエディングリングに適しています。
ゴールドには、金含有率を表す数値が表されていることが一般的です。24Kが純度100%、18Kはゴールド75%にほかの金属が25%含まれていることを示しています。ウエディングリングには18Kもしくは14Kが多く選ばれています。
プラチナと比べて抑えられた価格でありながらも、耐久性はほとんど変わらないのでコストパフォーマンスに優れている点もゴールドの魅力です。
多くの人と同じような指輪ではなく、ふたりらしいウエディングリングを選びたい場合は、さらに視野を広げてさまざまな材質を見ていきましょう。
■チタン
チタンは強度が高く、耐久性に優れた特徴を持っています。傷がつきにくく変形しにくい、錆びにくいという特徴のほか、重さはプラチナのおよそ4分の1という軽さにも魅力があります。
そのため、指輪の着用にストレスを感じにくいラフな着け心地が期待できます。チタンは人工関節などにも使用されるほど、身体にやさしい材質なので、金属アレルギーを持っている人でも長時間着用することが可能です。
但し加工やメンテナンスをし辛い素材となるため、メンテナンスをしながら数十年間使う結婚指輪の素材としては不向きな場合が多いです。
■シルバー
市場で展開されているアクセサリーに多く使用されているシルバーは、手ごろな価格が魅力な貴金属です。高価なウエディングリングを購入することに抵抗のある人にも取り入れやすいといえます。
シルバーは、貴金属の中でも光の反射率が高く、強い輝きを放つ特徴があります。その反面、シルバーは黒ずむ性質があるため、黒ずみを防止するための加工が施されていることが一般的で、磨くなどのメンテナンスを行うことも必要になります。
シルバーはシンプルなデザインからダイヤモンドなど宝石をあしらった華やかなデザインまで、幅広く豊富なデザインにすることも可能です。
オーダーメイドであってもリーズナブルな価格で作れるので、オリジナリティあふれるウエディングリングを用意することができます。
■パラジウム
パラジウムは、プラチナに似た白銀の輝きを放つ貴金属です。硬くて耐久性が優れているので、プラチナやゴールドに混合される“割れ金”として利用されます。
軽量なので指輪の重量を感じにくく、軽い着け心地が特徴です
まとめ
ウエディングリングを選ぶ際は、デザインや宝石の大きさなどを重要視しがちですが、指輪の着け心地や自身の体質、メンテナンスの必要性、予算など、指輪の材質が持つ性質にも目を向けてみましょう。
材質の特徴を理解して素材を選ぶことは、長年にわたって着け心地がよいと感じる指輪に出会える方法といえます。